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  仙台湾南部海岸 二の倉工区北部第1〜3復旧工事
「明日へつなぐ」 仙台湾南部海岸堤防復旧プロジェクト 国土交通省仙台河川国道事務所
   
発注者 国土交通省東北地方整備局 製品名 スカラブロック2t平型
仙台河川国道事務所 SEABLOCKT型
施工場所 宮城県岩沼市下野郷地先 (全国土木コンクリートブロック協会準拠型)
施工期間 2012年7月〜2013年3月


SEABLOCKT型(シーブロック)


スカラブロック2t平型


天端ブロック
<コメント>
 仙台湾南部海岸の堤防の復旧工事において、「スカラブロック2t平型」が採用されました。   
 仙台湾南部海岸は、仙台市から福島県との県境までの延長約50q(内、直轄工事区間は30q)の海岸で、東日本大震災により発生した
津波によって甚大な被害を受けました。
 この海岸堤防の復旧工事は、直轄工事区間が先行して行われ、二の倉工区北部第1、第2、第3の3工区の海側法面において弊社の「スカラ
ブロック2t平型」が採用されています。
 また、陸側の法面には、上下に噛合せのある2tタイプ(厚み50cm)のSEABLOCKI型(全国土木コンクリートブロック協会準拠型)が採用され、
さらに、天端の平場、法肩部および陸側基礎工にもプレキャスト製品が採用されるなど、工期短縮や生コンの使用を抑える工法が主となって
います。
 本工事においては、一定の間隔で縦リブが設けられており、リブ模様を強調するという景観的配慮も取り入れられております。この縦リブ
模様は視覚的な安定感を与え、これを一定間隔で設けることにより長大な印象を軽減する効果があります。
 本工区の後背地には仙台空港があり、重要な施設を守る堤防に弊社のブロックを採用して頂けたことを誇りに思っております。
                                                                      (担当:伊澤(東北支店))