SUS巻込み鋼管工法 (SUS巻込み鋼板溶接管水路補修工法) |
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≪工法の分類≫ |
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・管路更生局所補修工法
・止水工法
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【SUS巻込み鋼管溶接】 【SUS巻込み鋼管設置完了】
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≪基本構造≫ |
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1.厚さ2mmのSUS鋼板をロール曲げ加工
2.管内で拡径し溶接して内圧管を製作
3.円周方向のクラック部には補強リブ溶接
4.両端の管継手部に止水バンド設置
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≪施工写真≫ |
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施工前 施工完了
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≪特長≫ |
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① |
管路の任意な地点の部分補修が可能です。
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② |
φ600mmのマンホールから資材の搬入が可能です。
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③ |
SUS鋼板の溶接接合のみで内圧管を製作するため、裏込め材や塗装が不要で即、通水可能です。
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④ |
管継手部は、止水バンドを施工することにより、止水および耐震性が確保できます。
(止水バンド:耐内水圧1.5Mpa、耐外水圧0.1Mpa)
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≪構造諸元≫ |
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材料諸元 |
止水バンド水密ゴム材質 |
合成ゴム(SBR) |
止水バンド固定リング材質 |
SUS304 |
構造諸元 |
形成方法 |
ロール曲げ鋼板拡径溶接接合 |
止水バンド水密ゴム構造 |
水膨張スポンジゴム |
止水バンド固定リング構造 |
2条3分割で油圧ジャッキ拡張構造 |
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≪適用条件≫ |
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1) |
対象構造物 |
水路管(RC管、PC管、FRPM管) |
2) |
対象断面 |
最小寸法φ800mm~3,000mmまで適用 |
3) |
施工条件 |
湧水箇所は、予め止水処理が必要 |
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≪実施例≫ |
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【施工手順】
1 |
資材搬入 |
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φ600mmのマンホールから搬入可能な径にSUS鋼板を縮小 |
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2 |
鋼板溶接 |
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片側全厚すみ肉重ね溶接接合 |
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3 |
止水バンド設置 |
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管継手部(両端部)に止水バンド設置 |
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4 |
完成 |
①SUS巻込み鋼板吊り込み |
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②鋼板拡径溶接 |
③止水バンド設置完成 |

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≪主な施工実積≫(平成28年3月現在) |
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施工年度 |
発注者 |
使用サイズ |
平成23年度 |
愛知県 |
φ900 φ1,000 |
平成24年度 |
愛知県 |
φ1,650 |
平成25年度 |
愛知県 |
φ800 |
平成26年度 |
奈良県 |
φ1,100 φ1,200 |
平成27年度 |
関東農政局 |
φ1,100 |
近畿農政局 |
φ1,100 |
愛知県 |
φ828 |
富山県 |
φ2,200 |

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